おーとまてぃっく☆シスターズ
ロックマンXのエックス受け中心ブログです。エックスが可愛くて可愛くてしょうがなくてこんなことにwwあまりの可愛さに、エックス=ぴめと呼ばれています。 お相手はゼロ様はもちろん、ダイナモやゲイトやVAVAさんや、もうごった煮状態w 撫子→音速のネタ出し隊長、光速の物忘れ将軍。 ミム→闇の世界で暗躍する外付けハードディスク。

一ヶ月遅れですがホワイトデーネタです!
んで、ゼロックスのホワイトデーです。
THE☆男の不器用といった感じのゼロで(笑)
でもゼロなりに精一杯にエックスにお返しをするんです。
結局はラブラブあまあまな二人だよねーって感じですv
バレンタインから数週間、そう…対となるその日が近づいてきた頃のある日。
ハンターベースの廊下を歩いていたゼロは、ゴシップ好きの下っ端ハンター達が何か話しているのを耳にする。
(またくだらんおしゃべりか…)
どうせたいした話などしていないのだ、そう思い無視して通り過ぎかけた時、聴覚センサーがある単語を広いあげた。
「そろそろホワイトデーだろ?」
「バレンタインのお返し考えないとなー」
「ああ、女ってうるさいよな…」
バレンタイン…甘い響きのそれ、覚えがある。そうだ、エックスがチョコレートをくれたんだ。そして…“お返し“
(そうだな…何か、お返しをするべきなのだろう)
そこではたと気が付く。
(…何を…準備すればいいんだ?)
ゼロの思考が止まってしまった。バレンタインならチョコと相場が決まっている、それくらいはゼロでもわかる。だが…ホワイトデーは?
基本的にそういった行事には無頓着なゼロなので、どうにもピンと来なかった。だから、
「おい、お前達」
「え?はっ、ゼロ隊長!」
ホワイトデーの話をしていたハンター達に聞いてみることにした。
ゼロに尋ねられると、ハンター達は一瞬きょとんとして顔を見合わせていたが、すぐに何か納得した顔でにやにやと頷いた。
「そうか~ゼロ隊長は大変ですよね」
「全員にお返しとかするんですか?」
ハンターベース一のイケメンでモテ男のゼロであるので、もちろん女の子達が放っておかない。ハンター達はそんな彼女らからもらったチョコにゼロがお返しをしようとしてるのかと思ったのだ。しかしゼロの頭には愛しい青い子のことしか無い、彼へのお返しを思い、ハンター達に答を催促する。
「菓子類の詰め合わせが無難じゃないですかね」
菓子類
「でも三倍返しとか言われるぜ…」
三倍返し
「俺は彼女が前から欲しがってたものを…」
前から欲しがってたもの…
(なるほど…)
有用な情報を記憶回路にインプットする。
「そうか、参考になった。邪魔したな」
ゼロは軽く礼を言い、足早にその場を後にした。
-その日の夜…
淡い光で照らされた室内、小綺麗なその部屋の主であるエックスは、ベッドの中…愛しい人の腕に抱かれていた。
睦みあったあとのけだるい身体を互いに寄せて、ゼロはエックスの頬を撫でる。
ふと、ゼロが口を開いた。
「エックス、何か欲しいものはあるか?」
「え…う~ん、特にないけど…」
「そうか…じゃあ何かしてほしいことはあるか?」
突然に、立て続けの質問を浴びてエックスは少々戸惑いきょとんとする。
「え?急にどうしたの?ゼロ」
「ないのか?」
「ん、ん~…」
質問に質問を返しても答は来ない、強引なゼロらしい。
エックスは少し考えて何か思い付いたようだが、赤い顔でもじもじしている。それでも愛しい彼は真っ直ぐな瞳でエックスを見つめ、答を待っている。
その視線に射ぬかれて、根負けしたエックスはためらいがちに唇を開く。
「俺の顔を見て…抱いてほしい…な…」
最後のほうはほとんど消え入りそうな声で、けれど確かにエックスは口にした。いつも、少しばかり強引なゼロに任せると、顔の見えない体位のままされてしまうから…本当は好きな人の顔、もっと見ていたいのに。
「そうか、わかった」
すぐにシンプルかつ明瞭な返事が返ってきて、エックスは顔を赤くして慌てる。
「あ、待って!今すぐなんてそんな…」
「いや、今はしない。…そんなにしたかったか?」
逆に問われて、なおのことエックスの顔が紅潮する。
「え!?そ、そんなことない、よ…」
そうか、と言ってゼロはエックスを胸に抱き寄せた。
(ゼロ…なんかいつもと違うな?)
いつもならあのまま食べられているところなのに、ゼロはいつになく大人しい。
エックスはちょっぴり不思議に思いながらも、たいして気にとめないままいつしか眠りについていた。
-ホワイトデー当日…
「いらっしゃいゼロ、何か用…」
部屋を訪れたゼロにエックスが声をかけ…その腕に抱えているものを見て驚く。
「わあ!そんなに沢山のお菓子、どうしたの!?」
ゼロはその両腕であふれそうなほど大量のお菓子を抱えていた。
「お返しだ」
そう言って、エックスにお菓子の山を受け取らせる。いくつかお菓子が山から床に転がり落ちる。
「お返しっ…て、あ!ホワイトデーってこと?」
「そうだ」
ゼロが肯定すれば、エックスの驚きの色がみるみる嬉しそうな笑顔に変わる。
「ありがとうゼロ…ふふ、嬉しいよ」
沢山のお菓子を抱えてかわいらしく微笑むエックス。その暖かな笑顔につられてゼロも自然と笑みを浮かべる。そして、ゼロはさらに続ける。
「それからもう一つ…」
「え、まだ何かあるの?」
エックスは驚いた、こんなに沢山のお菓子以外にも何か用意しているのだろうか。
見ていると、ゼロは山から一つキャラメルの包みを取ると包装を開けて自ら口に含む。そして、
「ゼロ…?んっ!」
唇をエックスのそれに押し付けた。
「んんっ…ふっ…」
お菓子がばらばらと床に落ちる、ゼロは構わずエックスを抱きしめて深く舌を絡め、キャラメルの吐息を合わせた唇の間から漏れさせながら口づけを続ける。
「…っ、はぁっ…!」
やっと唇が離れて、エックスは乱れた息を整える。そんなエックスの耳元で、ゼロが囁く
「顔を見ながら抱いてやる…」
「えっ…!」
ドキン、次の瞬間再び唇を奪われた。むせかえるようなキャラメルの甘い香りに包まれる…
熱くなる身体に甘い想い焦がして、二人のラブ・キャラメリゼ
終
ハンターベースの廊下を歩いていたゼロは、ゴシップ好きの下っ端ハンター達が何か話しているのを耳にする。
(またくだらんおしゃべりか…)
どうせたいした話などしていないのだ、そう思い無視して通り過ぎかけた時、聴覚センサーがある単語を広いあげた。
「そろそろホワイトデーだろ?」
「バレンタインのお返し考えないとなー」
「ああ、女ってうるさいよな…」
バレンタイン…甘い響きのそれ、覚えがある。そうだ、エックスがチョコレートをくれたんだ。そして…“お返し“
(そうだな…何か、お返しをするべきなのだろう)
そこではたと気が付く。
(…何を…準備すればいいんだ?)
ゼロの思考が止まってしまった。バレンタインならチョコと相場が決まっている、それくらいはゼロでもわかる。だが…ホワイトデーは?
基本的にそういった行事には無頓着なゼロなので、どうにもピンと来なかった。だから、
「おい、お前達」
「え?はっ、ゼロ隊長!」
ホワイトデーの話をしていたハンター達に聞いてみることにした。
ゼロに尋ねられると、ハンター達は一瞬きょとんとして顔を見合わせていたが、すぐに何か納得した顔でにやにやと頷いた。
「そうか~ゼロ隊長は大変ですよね」
「全員にお返しとかするんですか?」
ハンターベース一のイケメンでモテ男のゼロであるので、もちろん女の子達が放っておかない。ハンター達はそんな彼女らからもらったチョコにゼロがお返しをしようとしてるのかと思ったのだ。しかしゼロの頭には愛しい青い子のことしか無い、彼へのお返しを思い、ハンター達に答を催促する。
「菓子類の詰め合わせが無難じゃないですかね」
菓子類
「でも三倍返しとか言われるぜ…」
三倍返し
「俺は彼女が前から欲しがってたものを…」
前から欲しがってたもの…
(なるほど…)
有用な情報を記憶回路にインプットする。
「そうか、参考になった。邪魔したな」
ゼロは軽く礼を言い、足早にその場を後にした。
-その日の夜…
淡い光で照らされた室内、小綺麗なその部屋の主であるエックスは、ベッドの中…愛しい人の腕に抱かれていた。
睦みあったあとのけだるい身体を互いに寄せて、ゼロはエックスの頬を撫でる。
ふと、ゼロが口を開いた。
「エックス、何か欲しいものはあるか?」
「え…う~ん、特にないけど…」
「そうか…じゃあ何かしてほしいことはあるか?」
突然に、立て続けの質問を浴びてエックスは少々戸惑いきょとんとする。
「え?急にどうしたの?ゼロ」
「ないのか?」
「ん、ん~…」
質問に質問を返しても答は来ない、強引なゼロらしい。
エックスは少し考えて何か思い付いたようだが、赤い顔でもじもじしている。それでも愛しい彼は真っ直ぐな瞳でエックスを見つめ、答を待っている。
その視線に射ぬかれて、根負けしたエックスはためらいがちに唇を開く。
「俺の顔を見て…抱いてほしい…な…」
最後のほうはほとんど消え入りそうな声で、けれど確かにエックスは口にした。いつも、少しばかり強引なゼロに任せると、顔の見えない体位のままされてしまうから…本当は好きな人の顔、もっと見ていたいのに。
「そうか、わかった」
すぐにシンプルかつ明瞭な返事が返ってきて、エックスは顔を赤くして慌てる。
「あ、待って!今すぐなんてそんな…」
「いや、今はしない。…そんなにしたかったか?」
逆に問われて、なおのことエックスの顔が紅潮する。
「え!?そ、そんなことない、よ…」
そうか、と言ってゼロはエックスを胸に抱き寄せた。
(ゼロ…なんかいつもと違うな?)
いつもならあのまま食べられているところなのに、ゼロはいつになく大人しい。
エックスはちょっぴり不思議に思いながらも、たいして気にとめないままいつしか眠りについていた。
-ホワイトデー当日…
「いらっしゃいゼロ、何か用…」
部屋を訪れたゼロにエックスが声をかけ…その腕に抱えているものを見て驚く。
「わあ!そんなに沢山のお菓子、どうしたの!?」
ゼロはその両腕であふれそうなほど大量のお菓子を抱えていた。
「お返しだ」
そう言って、エックスにお菓子の山を受け取らせる。いくつかお菓子が山から床に転がり落ちる。
「お返しっ…て、あ!ホワイトデーってこと?」
「そうだ」
ゼロが肯定すれば、エックスの驚きの色がみるみる嬉しそうな笑顔に変わる。
「ありがとうゼロ…ふふ、嬉しいよ」
沢山のお菓子を抱えてかわいらしく微笑むエックス。その暖かな笑顔につられてゼロも自然と笑みを浮かべる。そして、ゼロはさらに続ける。
「それからもう一つ…」
「え、まだ何かあるの?」
エックスは驚いた、こんなに沢山のお菓子以外にも何か用意しているのだろうか。
見ていると、ゼロは山から一つキャラメルの包みを取ると包装を開けて自ら口に含む。そして、
「ゼロ…?んっ!」
唇をエックスのそれに押し付けた。
「んんっ…ふっ…」
お菓子がばらばらと床に落ちる、ゼロは構わずエックスを抱きしめて深く舌を絡め、キャラメルの吐息を合わせた唇の間から漏れさせながら口づけを続ける。
「…っ、はぁっ…!」
やっと唇が離れて、エックスは乱れた息を整える。そんなエックスの耳元で、ゼロが囁く
「顔を見ながら抱いてやる…」
「えっ…!」
ドキン、次の瞬間再び唇を奪われた。むせかえるようなキャラメルの甘い香りに包まれる…
熱くなる身体に甘い想い焦がして、二人のラブ・キャラメリゼ
終
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非公開
職業:
腐女子
趣味:
妄想
自己紹介:
当時からのロックマンX燃えが萌えにまで高まってしまったかわいそうなお友達。最初はゼロ、ダイナモだけだったちゃんこの具が、ゲイトやVAVAにまで広がっている。このままだとシグマウイルスに汚染される日も、そう遠くはないかもしれない(笑)


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